アームの回転軸、ドアへの係止軸、ドアの回転軸を一直線上に配置しています。
この対処として、アームの軸位置を工夫します。
【図2】がその対処法で、回転軸をドアの動作軌跡上からオフセットします。
一方向のみの開きであれば、十分な対処です。
しかし、逆方向への開きでは、さらに激しい干渉が発生します。
【図3】がその様子です。
これに対して、本開発品は双方向開きであっても壁面との干渉がありません。
【図4】はアームと軸のみを表示した図面で、反時計方向の回転では下の軸を中心として動きだします。
つまり、【図2】のように、軸の位置をオフセットしたことになります。
アームは60°付近まで回転すると上の軸を中心として動きます。
逆方向の動作でも、上下対称の形状ですから、【図3】のような干渉は起こりません。 |
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