この設計事例では、ひとつの動力源をふたつの間欠動作に振り分ける構造の説明をします。
2つに分かれた動力では、必要とされる動作の特性が違います。
複数のスラットを持ち上げるための動力と、所定位置での保持板を動作させる動力とに分かれます。
前者には大きな慣性力が働くために、動作の開始と終了ではゆっくりとした動きが必要です、
このため、こちらの動作ではクランク機構を用いました。
さらに、死点のタイミングを長くさせるため、溝カムを追加して、後者との動作のタイミング合わせを行いました。
また、後者は負荷の変化も移動量も小さいことから、円板カム機構をもちいました。
下のフラッシュで構造の詳細をご覧下さい。
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